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【Macにおすすめ】Dell 4K大型モニター 42.5インチ(U4320Q)のレビュー | モニターアームの選び方も

Dell 4K大型モニター 「U4320Q」を購入しましたので、レビューをします

MacBookPro13インチと、29インチの外付けモニターを使用していました。

最近はプログラミングやブログ、画像編集などの仕事をするには小さいかなと感じ買い替えることにしました。

ネットを見始めると、画面サイズ以外にもたくさんの検討項目があり、かなり迷いました。モニターは高価なので、不安を消して安心して購入したいと思っている方も多いのではないでしょうか。

この記事はこんな人におすすめ!
・MacBookにおすすめのモニターが知りたい
・MacBook用のモニターの選び方を知りたい
・Dell製モニター(U4320Q)とMacの相性は?
・40インチ以上のモニターってどうなの?

モニターを買い替える決断に至った背景と、「U4320Q」を購入した理由をまとめました。
モニター選びの検討項目を解説していますので、モニター選びの助けとなれば嬉しいです。

モニターを買い替えた背景

モニター選びって大変です!いろんなことを考えて慎重に選んでも、設置するまでドキドキしますよね。高い買い物ですし、失敗したくありませんよね。

そこで、僕が「U4320Q」を購入した理由と実際の感想を書きますので、少しでも安心して購入する助けになれば嬉しいです。

結論、Macとの相性が完璧で満足しています

29インチは小さくて失敗だった

僕が以前使っていたのは、LG製29インチのモニターでした。

作業時にブラウザを複数とエディタ、イラストレータなど同時に複数のアプリケーションを表示する用途で、MacBookのサブモニターとして購入しました。最初は29インチで十分大きく感じましたが、使ってみると小さくて物足りない!!

MacBookとモニターを並列において使用していましたが、色味や文字サイズも微妙に違うし、首や目線の移動に疲れてしまいました。

29インチありゃ十分だろと思ってしましたが、小さくて失敗でした

接続のためのハブが高価で壊れやすい

LGのモニターは、MacBookにハブを経由してHDMIケーブルで繋いで使用していました。このハブがまた問題で、ハブが高価!!そして壊れやすい!!

さらにこのハブ、製造メーカも少ないせいか高価で9,000円ほどします。動作も不安定でイライラさせられることも多く、3ヶ月ほどで接触不良で壊れました。

僕はここで、ハブを買い替えるか、モニターを買い替えるか迷ったのち、思い切って3ヶ月でモニターを手放すことを決心しました。

モニターとの接続に1万円はきつい・・・

Dell「U4320Q」を購入した理由と感想

というわけでモニターの買い替えを決意したわけですが、実際に僕が購入するまでに検討したことを解説します。

モニター選びは、約800機種から選ぶことになりますが、実際にあなたに当てはまるモニターは多くありません。
最初に以下の項目を決めると5機種くらいに絞ることができますので、おすすめです。

WEB開発系とゲーム系で大きく分かれますので、ご自分にあったものをご検討ください。

検討項目WEB開発ゲーム
画面サイズ(インチ)27インチ以上27インチ以上
画質4K4K
入力端子USB-TypeCUSB-TypeC
パネルの種類IPSVA
光沢アンチグレアグレア

WEB開発が目的の僕の場合は、 「40インチくらい,4K,USB-TypeC,IPS,アンチグレア」で検索して候補をあげていきました。

ではそれぞれの項目の説明と、「U4320Q」を購入した理由、実際に使ってみたレビューをしていきますね。

  • 大きさ(42.51インチ)
  • 画質(4K)
  • 給電可能(入力端子USB-TypeC)で配線スッキリ
  • パネルの種類(IPS)
  • 光沢(アンチグレア)

モニター選びの検討項目は、これを決めると早いよ

大きさ(42.51インチ)

僕はこれまで、MacBook13インチと29インチモニターを並べて作業してきました。

モニターを複数並べて使用すると、色味や文字サイズが多少異なりますし、首や目線の移動で疲れてしまうので、モニタ1つだけで作業できるような大型モニターが良いですね。

サイズは42.51インチ(横幅100cm、高さ60cm)で実家のテレビくらい?です。設置した直後は「ちょっと大きすぎたかも」と感じましたがすぐ慣れますし、複数のアプリケーションを画面内に配置できるので、作業が超効率UPしました。

使い方としては、MacBookは閉じてクラムシェルモードで使用しています。使い勝手も良く、とても満足しています。

画質(4K)

断然4Kがおすすめです。大きなモニターを購入しても画質が低い(3K,2K)と、複数のアプリケーションを同時に表示したときに文字が潰れてしてしまって使い物になりません。

複数のアプリケーションを同時に開いて作業する方には4Kが必須だと思います。中途半端なものを買ってしまうと、僕のように数ヶ月後に買い替えることになってしまい、非常にもったいないです。

大きいモニターを買っても4Kじゃなきゃ使いにくいよ

給電可能(入力端子USB-TypeC)で配線スッキリ

モニターとPCを繋ぐケーブルは、USB TypeC または HDMI から選ぶことになります。

おすすめは、60W以上の給電可能なUSB TypeCです。給電可能機能とは、モニターとPCをつなぐと、映像表示と同時にPCの充電もやってくれる機能です。つまりは、PCの充電器が不要になるのです。

よって、以前使っていた9,000円の高価なハブが不要接続が安定デスク周りがスッキリとメリットだらけです 🙂

1万円のハブはもう必要ない!

パネルの種類(IPS)

パネルは、IPS / VA から選びます。

WEB開発ならIPS
ゲーム目的ならVA

液晶から出る光の角度によって、鮮明さと見やすさが変わります。特別に鮮明な映像が必要なゲーム目的の場合にかぎり「VA」が良いでしょう。その他の場合は、目に優しい「IPS」が良いです。

ブルーライトカット眼鏡も使ってるよ

光沢(アンチグレア)

光沢は、グレア / アンチグレアから選びます。
スマホの液晶画面に貼る保護フィルムにも同じラインナップがありますよね。

WEB開発なら、アンチグレア非光沢
ゲーム目的なら、グレア光沢

エンジニアにはアンチグレアが必須です。指紋がつきにくい保護フィルムと同じ「すりガラス」のような感じでしょうか。長時間使用しても、目に優しくて疲れにくいのが特徴です。

反対に、グレアはゲーム目的の方に人気があります。発色が綺麗でコントラストが強いです。液晶の発色を損わずに表示することができるので、綺麗な映像をみたい方にはおすすめです。

特殊な用途がなければアンチグレア1択です

Dell「U4320Q」の残念な点

良い点ばかりではなく、残念な点も正直に共有しておきますね。ぜひ参考にしてください。

ここは正直に

画面分割表示ができない

複数のアプリケーションを同時に見れて効率UPですよ!と唄っていますが、それぞれのアプリケーションを上手に配置するのは面倒です 😯

以前使っていたLG製モニターは優れていて、「OnScreenControl」という無料のソフトで自由自在に画面分割できました。このソフトは、ドラッグアンドドロップで画面左半分に配置することができ、超便利でした。

しかし、Dell「U4320Q」には同じような機能はなく、自分で一つ一つのアプリケーションの大きさと配置をする必要があります。

「こんなところに落とし穴が」と思いましたが大丈夫。 マグネットというAppを使えば同じ機能が実現できました。画面を6分割して、簡単にアプリケーションを配置できます。400円の有料Appではありますが導入必須です!!
マグネットをインストールする>>

これで画面分割は問題ないね

重すぎてモニターアームが使えない

僕はこれまで29インチのモニターに、モニターアーム(34インチ,耐荷重11.3kg)を使っていました。

デスク上がスッキリして好きだったんですが、新しい42インチモニター(荷重17.6kg)が重すぎて使えない・・・

そこで、より耐荷重があるモニターアーム(42インチ,耐荷重19.1kgまで)を購入したのですが、机が重さに耐えられず「ミシミシ」音がしてしまったので断念して返品させてもらいました。結局、モニター専用にラックを買って設置しています。

モニターアームをご使用の方は、モニターの重さと耐荷重の確認をおすすめします。

モニターアーム設置時のデスクの傷や、デスクの強度が心配な方は、こちらの補強プレートがおすすめです。

以前のモニターアーム(34インチ,耐荷重11.3kg)

買って返品したモニターアーム(42インチ,耐荷重19.1kg)

ここまでで、「U4320Q」を購入した理由とレビューでした。

他にも購入候補だったモニターをいくつかあげておきますね。

他に検討したモニター

購入候補だったモニターと、買わなかった理由を紹介します。
比較しやすいように、まずは「U4320Q」の情報を載せておきます。(2021/09時点の情報)

Dell 4K 42.5インチ U4320Q

価格は130,800円でした。
3年間無料交換がついているAmazonからの購入がおすすめです。他で買うと交換対応がなかったり、サポートが遅いこともあるそうです。

Dell 4K 31.5インチ U3219Q

価格は107,800円でした。
仕様は申し分ないのですが、42インチ「U4320Q」が130,800円なので、こちらを買う選択肢はなくなりました。
こちらはフレームレスが特徴で、複数のモニターを使う人にはおすすめですね。

BenQ 31.5インチ アイケアモニター

価格が50,000円ですので、サブモニターとしてはおすすめです。ただ、ちょっと小さい。
目に優しい「アイケア」シリーズで、これの40インチがあれば買ってましたね。(このシリーズは31.5インチが最大)

LG 42.5インチ 4Kディスプレイ

仕様は申し分なく、価格は66,000円でめちゃ安い。
ただし「Macとの接続の不安定」という口コミがいくつかあったので、やめてしまいました。
Windowsの方は動作は安定しているみたいです!

I-O DATA 4K 43インチモニター

仕様は申し分なく、価格も50,000円すばらしい!
でも、口コミに初期不良の対応への不満が複数書かれていたので心配になりました。

モニターってどのメーカーに関わらずドット抜けなどの初期不良がよくあります。メーカーによって対応はさまざまですが、スムーズな交換対応をしてくれないといった口コミがありましたので、やめました。

このように5つ候補をあげた中で、Dell「U4320Q」を購入しました。モニター選びの参考に慣ればと思います。

まとめ

Macユーザとして、U4320の購入は正解でした。
安定して接続でき、とても快適です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ご不明点やご意見は、コメントやTwitterにて、お寄せください 🙂
では、またお会いしましょう

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