コーヒーの淹れ方

【初心者向け】コーヒー豆の挽き方を解説|種類と正しい方法

自宅で美味しいコーヒを飲むなら、自分でコーヒー豆を挽いてドリップがおすすめ。

でも、初心者の方には「コーヒー豆を挽くのは難しそう」というイメージがあるかと思います。

コーヒー豆の挽き方には、挽き具合が5種類あり、弾き具合によってコーヒーの味が変わります。好みのコーヒーを淹れるために、コーヒー豆の挽き方の基本を理解しておきましょう。

本記事では、そんなお悩みの方にコーヒー豆の挽き方を解説します。では、どうぞ!

この記事はこんな人におすすめ!
・コーヒー豆の挽き方を知りたい
・細挽き、粗挽きって何?
・挽き具合で何が変わるの?

はじめに、なぜコーヒー豆を挽くのか

コーヒー豆を挽いて粉にするのは、コーヒーの成分を抜き出すためです。

コーヒー豆をそのままお湯につけても、コーヒーは作れます。しかし、かなりの時間がかかり、現実的ではありません。

豆を粉状に細かくすることにより、お湯と接する表面積が増えて、より効率的にコーヒー成分が出やすくなるのです。

粉にすると、コーヒー成分が出やすいんだね

コーヒー豆の挽き方

コーヒー豆の挽き方

  1. コーヒーミルを用意し、豆を入れる
  2. 好みのコーヒーにあった具合に豆を挽く

1.コーヒーミルを用意し、豆を入れる
コーヒー豆を粉にするコーヒーミルを用意します。
種類が豊富で迷うと思いますが、まずは2,000円くらいの安価なものでOK。

2.好みのコーヒーにあった具合に豆を挽く
挽き具合を、飲み方や器具に調整して、豆を挽きます。

部屋中にコーヒーの香りが充満して幸せな瞬間です

おすすめのコーヒーミルを、こちらの記事で紹介しております。ぜひ!

コーヒー豆の挽き方で風味が変わる

豆の挽き方によって抽出するコーヒーの風味が変化します。

挽き方と風味

細かく挽く ▶︎ 濃く苦味がある
荒く挽く ▶︎ 薄く軽やか

このように、コーヒーの濃さや味わいが変わってきます。もちろん、コーヒー量や淹れ方でも変化はあり、多くの要素が関わっていることが分かりますね。

コーヒー豆の挽き具合5種類を解説

コーヒーは、粉とお湯が接する時間が適切でないと、薄くなってしまったりエグみが強くなってしまいます。使用する器具に適した挽き具合に、豆を挽くように意識しましょう。

それでは実際に、挽き具合の種類と、おすすめの飲み方を紹介します。

挽き具合

  1. 極細挽き
  2. 細挽き
  3. 中細挽き
  4. 中挽き
  5. 粗挽き

極細挽き

エスプレッソマシンでの使用に適しています。
エスプレッソは抽出時間が他の器具に比べて短いので、お湯とコーヒー粉の接する面を増やす必要があります。したがって、より細かい極細挽きが適しています。

細挽き

水を一滴ずつ注いで抽出するウォータードリッパーなどに適しています

水出しコーヒーにおすすめ
ウォータードリッパーを使った水出しコーヒーは、お湯ではなく水を使って抽出するのが特徴です。温度が低い分、成分が抜き出しにくくなるので、細かく挽いた粉を使います。

中細挽き

ペーパードリッパーやコーヒーメーカーなど家庭でよく使われている器具を使った抽出方法に適しています。最も一般的な粒度なので、始めのうちは中細挽きがおすすめです。

ペーパードリッパーやコーヒーメーカーにおすすめ
レギュラーコーヒーとして市販されているコーヒーの粉は、中細挽きになっていることが多いです。家で豆を挽いて、ドリップで飲みたい人にはおすすめです。

中挽き

時間をかけて抽出する方法でコーヒーを淹れるときに適した挽き方です。
お湯が接している時間が長い場合、細かくしすぎると雑味が出やすくなってしまうのです。挽き方を少し粗めにすることで、それを回避できます。

サイフォンやネルドリップ、フレンチプレスにおすすめ
サイフォンやネルドリップ、フレンチプレスなど、じっくりコーヒーを抽出する淹れ方に向いています。

粗挽き

粉とお湯の接触時間が長い、金属フィルターなど目が粗いフィルターを使う場合には粗挽きがおすすめ。

パーコレーターにおすすめ
アウトドアなどで人気のパーコレーターは、コーヒー粉をセットする器具が金属製で目が粗く、火にかけて時間をかけて抽出します。パーコレーターには、粗挽きの粉が適しています。

飲み方と器具に合わせて挽き具合を調整しよう

美味しいコーヒーを飲むためのポイント

コーヒーミルを使う人に、知ってほしいポイントをお伝えします。

ポイント

  • コーヒー豆は飲む直前に挽く
  • コーヒー豆は粒度を均一に挽く
  • コーヒー豆選びと、コーヒーミルで味は決まる

コーヒー豆は飲む直前に挽く

コーヒーは、粉より豆の方が、劣化しにくく長期保管できます。コーヒー豆は豆のままで保管し、飲む直前に粉に挽きましょう。数回分まとめて挽いてしまうと、飲む時までに酸化して酸っぱい風味に変わってしまいます。
飲む直前に飲む分だけ、コーヒー豆を挽くようにしましょう。

コーヒー豆は粒度を均一に挽く

粉の理想は、粒度の大きさが均一な状態です。粒度が均一でないと、コーヒーがお湯と接する面積が不均一になり、味にムラが出てしまいます。

粒度が均一な粉にする方法は、良いコーヒーミルを使うことです。人の技術ではカバーできない部分です。いろいろな種類がありますが、おすすめはドイツ製のコマンダンテ。迷っている方は、ぜひこちらをご使用ください。

コーヒー豆選びと、コーヒーミルで味は決まる

美味しいコーヒーを飲むために大切なことは、好みのコーヒー豆を、良いコーヒーミルで適切に挽く工程です。味の95%を決めると言っても良いでしょう。

その他の器具や淹れ方は、初心者のうちは後回しにして良いと思います。まずは、豆を挽くまでを意識することを覚えておきましょう。

みなさんのおすすめがあれば、コメントにて教えてください♪

まとめ:コーヒー豆を自分で挽いたコーヒーは格別

本記事では、 コーヒー豆の挽き方を解説しました。

ポイント

  • コーヒー豆を粉に挽くと、お湯と接する面積が増えコーヒーが抽出できる
  • 挽き具合は5種類あり、飲み方や器具に最適なものを選ぶと良い
  • コーヒー豆を挽くコーヒーミルが必要
  • 飲む直前に飲む分だけ挽く

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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